ネタバレ 僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46 感想 考察

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46 を観てきた。

keyaki

欅坂とはなんだったのか?

運営や平手やいろいろな噂があったグループの事実がメイキングの如く明らかになっている作品です。

以降、ネタバレありです。

スポンサーサイト
スポンサーサイト

嘘と真実

1期生の話を中心に、ライブベースで話が進んでいきます。

その後、直近の1年のメイキングもあり、幻の9枚目曲も聴けます。

 

この映画は、欅坂の物語でありながら、平手の物語でもあります。

やはり平手=欅坂だったことの裏付けになってしまっていました。。。

 

1年目、緊張の中でも楽しそうにしている平手友梨奈が二人セゾン以降、徐々に変化していきます。

2年目、不協和音では、フロントの両サイドのねるやキャプテンと全く目を合わせなくなりました。

そして、仲の良いスタッフにはテレビサイズの1分半でも相当辛いと言う話をしていました。

その結果か、ツアーの休演に繋がります。

その状況でも、メンバは、運営からのセンター代理の提案を受け入れませんでした。

守屋自身がインタビューで自分は平手のバックダンサーと話していた通り、

誰も自分が欅坂のメンバの一員だという自覚がなかった状態でした。

 

また、同年の紅白での倒れる事件の一部始終も映像で確認できました。

見るからにやばい状況だと見えます。

 

そして、その紅白後、平手から欅を一時離れたいと言う打診をメンバにしました。

それに対するメンバの答えはノーでした。

副キャプテンである守屋がどうしても離れないといけないの?と。

 

紅白のあの状況を目の当たりにしても平手を欅に繋ぎ止めたいと懇願するメンバの感覚が自分には理解できませんでした。

仲間が倒れるまでの表現を見せて、その結果の告白なんだとしたら

チームとしては言ってあげる言葉は1つしかないと思います。

それができなかったのはメンバの甘えであり、チームとしては最悪の決断でした。

 

当然の如く2周年ライブは平手は参加せず。

さすがに代理センターでのパフォーマンスになりましたが、

ここでセンターをはれたメンバが俗に言われている派閥との差なんだとわかりました。。。

 

その後、東京ドームライブ。

開演前から情緒不安定さが出ていた平手、

アンコールの不協和音前の感情や、強制的にWアンコールへ出させられる光景は傍目から見てもやばい状況でした。

べりささんがこれが最後になると感じていたのもわかりました。

 

今年の脱退についても、年末紅白終わりに一人ひとりにメッセージ付きで報告しているのも平手なりの優しさだったんだと思います。

 

その後、今年の配信ライブでの追加インタビューが流れて終了。

小林の意味深インタビューからも、メンバ間での温度差があったことが感じられます。

考察

運営について

最近まで平手中心の運営に批判が多かったですが、

実際のところは平手中心からの脱却を2017年時点でメンバに打診していたことがわかりました。

あの時点で、メンバが運営の提案を受け入れて平手を開放していれば、もっと違った道も歩めたのかもしれません。

 

自分が運営の立場でも、あそこまで直球に言っているのに

それを拒否して、平手任せにしているメンバを目の当たりにしたら

運営としても、そのメンバたちにセンターは任せられないと思います。

結果、平手一強になったのも仕方なかったように感じました。

 

一方で、運営の過ちは、平手センターで不協和音を歌わせたことだと思います。

映像を見る限り、二人セゾン以降、平手の様子が変わり始めた変化に気づかずに

せかあい、セゾンで挑戦的だったサイレントマジョリティーのイメージから少しずつ変わっていたのに、

サイレントマジョリティーを彷彿とさせる不協和音を改めて歌わせたのはよくなかったと思います。

 

確かに当時の自分は、改めてのあの世界観に惹きこまれてましたし、欅坂の象徴にもなっていきますが、

あの舞台裏の映像を観てからだとなんだか心がすごく痛みました。

歌う前のあの嫌がりも演じている画ではなかったです。

メンバについて

噂では平手派メンバがどうとか、今泉へのいじめがどうとかありましたが、

表現はどうあれ、平手=欅坂と思っていたメンバが大半だったことに自分はショックでした。

 

結局、平手の代理センターをやってやろうというメンバが、2017年にはおらず、

その後も責任感の強いキャプテンと、俗に言われていた平手派のメンバでないであろう

今泉や小林などのメンバくらいだったんだと思うと残念でしかたなかったです。

 

しかも、2017年紅白後、平手が状況改善のために距離を置くことを提案しても

それを引き止めて、再びセンターでガラスを割れを歌わせていたのも

メンバはグループの状況が全く見えていないのだと感じました。

 

メンバ各人が成長をしたい、グループのために何かしていきたいと考えているなら

絶対にしない選択だったと思います。

この差がひらがなけやきとの差だったんだと思います。

今後について

ようやく状況が見えたことで今回の休止、改名につながったんだと思いますが、

キャプテンの言うように、茨の道が続くと思います。

今後は二期生中心にシフトしていくと思いますが、

再スタートを前に卒業メンバも一定数出てくるのだろうなぁと感じました。

この状況で一枚岩になれないのは、グループとしては痛いでしょうし。。。

どのような形でのリスタートになるのかこれからも見守っていきたいと思います。

まとめ

欅坂に幕を閉じるに至った背景がわかる上、

欅坂の様々なライブ映像を元に、断片ずつですが主要曲は概ね観れるため、それだけでもおすすめです。

ベストアルバムに入らなかった映像も、このドキュメント映画の中で見るため、

ぜひ一度見て観てください。

 

ただ、日向のドキュメンタリーのようにほっこりするのとは違い、

すごく観るのに疲れました。笑

スポンサーサイト